セキュリティ&プログラミングキャンプ2010 事後報告会に行ってきました

一度保存を忘れ、大部分が消失… 何とか書き直しましたが、テンション下がってます
2010/12/19にセキュリティ&プログラミングキャンプ2010 事後報告会が、東京・新宿のHAL東京 総合校舎コクーンタワーにて行われました。
今回は参加した感想等を…

そもそもセキュリティ&プログラミングキャンプとは

セキュリティ&プログラミングキャンプ(通称:セプキャン)とは、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)さんが主催されているIT技術に関心のある学生を集めて、IT技術に関する勉強を行っていく4伯5日(2010年度時)のキャンプです。
参加されている講師の方々も、すごい人たちばかりなうえ、参加者の人たちの能力、モチベーションなども気後れしそうなぐらい高い人たちばかりでした。もちろん、気後れするのが、もったいないぐらい素晴らしい環境だったので、私自身も全力で臨みました。というか気が付いたら、そんな考えすらあっという間に消えてしまい、プログラム内外ともに充実した5日間でした。

ちなみに私が参加した今年度の詳細ページは以下にリンクを張るので、詳しいことはそちらを参照してください。
http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2010/index.html


今回はそのセプキャン2010の事後報告会です。

事後報告会

今回の報告会は以下のスケジュールでした。

  1. セキュリティ&プログラミングキャンプと人材育成について
  2. セキュリティ&プログラミングキャンプ2010の実施報告
  3. 外部有識者による基調講演
  4. キャンプ卒業生によるライトニングトークセッション
  5. フリーディスカッション
  6. セキュリティ&プログラミングキャンプ交流会

以下、個人的な部分も含めながら、感想を…

移動

金銭的余裕がないので、夜行バスで移動しました。
ただ、前日は金曜日で普通に授業とかその他予定が入っていたので、準備がゆっくりできずに慌てる羽目に…
移動時用の首枕とか買ってたはずなのに持っていくの忘れました…

そして、到着は予定時刻よりも早めの5:45頃(ちなみに予定では6:00)
報告会の受付が9:30開始だったので、それまであたりをブラブラと…

受付〜会場入り

そして受付を済ませて、会場へ
31Fとか高すぎてびっくりしました。

そしてしばらく待っているとどんどん人が入ってきて、講師の方々や、2010年度卒業生、懐かしい人たちともお会いできたり…
twitter上などではともかく、実際にリアルで会うのは半年ぶりだったので、懐かしいという感情が最初に出てきました。

セキュリティ&プログラミングキャンプ2010の実施報告

セキュリティコース、プログラミングコースそれぞれの主査の方々の実施報告
スライドや当時の動画を見ながらの報告でしたが、懐かしいものをいくつも見ることができました。
時には思い出し笑いもwww

外部有識者による基調講演

サイボウズ社長の青野さんによる「日本のITエンジニアは幸せになれるのか?」という講演です。
日本のIT業界における問題点、そもそもの害外企業との規模の差、ITゼネコン化、受託開発中心の業界など日本のIT業界が世界に勝てなくなっている要因などを話してくださった。
そして、この日本の状況下で私たち、未来のITエンジニアがどういう道を選ぶべきか、どういうものを持っておくべきかを話してくださった。
アメリカでは、バービー人形が一般の投票で次の職業がコンピュータエンジニアに決まったという話を聞いて、とても驚きました。
日本では、完全に個人的な主観だがこういったいわゆる理系職は注目は浴びても、人気はないというイメージがありますが、少なくともアメリカでは逆であり、そういったところにも差は開いているということを感じました。

キャンプ卒業生によるライトニングトークセッション

セプキャン卒業生のライトニングトークです。
OS自作組の人によるキャンプを終えてからの開発状況の話や、言語組の開発中のプログラミング言語の話などキャンプ終了後もますますものすごいことに取り組んでいるなという感じでした。
自分も立ち止まる気はないですが、追いつけるのはいつになることやら…

フリーディスカッション

フリーディスカッションはおもにセプキャンの今後の存続についての話でしたが、今年度は事業仕分け等のこともあり、今後の存続がどうなるのかというのは、私もすごく気になっていましたが、話を聞くと存続自体は毎年危うく、事業仕分け云々はあまり影響はないとのことでした。
もちろん、存続があやしいのは事実であり、それをどうするのか、どうすれば続けることができるのかという話が進んで行きました。
その中で、キャンプの知名度の低さや、セプキャンを存続させるためには成果の「見える化」をするという話がありましたが、それに関しては非常に同意できました。
私自身、セプキャンを知ったのは、大学の先生からの紹介であり、それがなければ今でもセプキャンのことは知らなかったでしょう。
また、私はギアが入る前に、ちょっと面倒になると割とすぐに止まってしまうタイプだったため、セプキャン自体の感想もなんだかんだと、結局当時は書けませんでした。
しかしセプキャンでの変化・思いを外に向けることができなければ、たとえ受けた本人の中で何かが変わったとしても、それが結局意味のないことになってしまうので、友達に話すなどして少しでもキャンプのことを外に伝えるというのは、小さいながらも重要な1歩であると思います。

セキュリティ&プログラミングキャンプ交流会

ディスカッション後は、フリーの交流会でした。
できるだけ多くの人と話をしたかったのですが、話が弾んでしまうとどうしても同じ人長いこと話してしまい、あまり多くの人としゃべることができませんでした。
それでも、今まで交流をもつことのなかった先輩卒業生の方々と話すことができたり、また今まで知らなかった同じ大学在住のセプキャン卒業生の人がいることを知ることができました。


最後に、参加者の皆さん、お疲れ様でした!